CL・EL・ECL 2026-27:形式・日程・賞金の完全比較
UEFAは3つのクラブ大会に合計108の出場枠を配分している。それぞれ36枠ずつだ。書類の上では同じ大会の3つのバージョンに見えるし、2024年のフォーマット変更以降、その印象はかつてないほど強まった。だが残された違いこそが、クラブの1年を左右する。何試合戦えるのか、いつ終わるのか、そしてそこにいることでいくら受け取れるのか、である。
抽選はもう目前だ。チャンピオンズリーグが8月27日、残る2大会が28日。ボールが引かれ始める前に、3大会それぞれのルールを整理しておきたい。
3大会に共通するもの
骨格は同じである。グループ分けはなく、36チームが1つの順位表に並ぶ。各クラブはすべて異なる相手と対戦し、半分をホーム、半分をアウェーで戦う。そして最後は1本の順位表にまとめられ、そこから3つの行き先が決まる。
- 1位から8位:ラウンド16に直接進出。
- 9位から24位:2月にホーム&アウェーで行われる、ラウンド16進出プレーオフへ。
- 25位から36位:敗退。救済措置も、他大会への移行もない。
この最後の1行は、見た目以上に重い。かつてはチャンピオンズリーグで敗退したクラブがヨーロッパリーグに回っていた。今は25位で終わることが、そのまま欧州でのシーズンを1月に終えることを意味する。
チャンピオンズリーグ:8試合、そして最も長い日程
36チーム、全8節。第1節は9月8日から10日にかけて行われ、第8節は2027年1月27日。その間に10月、11月、12月の各節が入り、最後の一群が1月に置かれている。
抽選は8月27日木曜18時、ニヨンで行われる。すでに本大会出場を決めている29チームに、今週行われるプレーオフを勝ち抜く7チームが加わる。ノックアウトは2月16日と23日の進出プレーオフから始まり、決勝は2027年6月5日土曜、マドリードのエスタディオ・メトロポリターノ。2019年の決勝から8年後、同じ地での再開催となる。
主要リーグへの枠の配分では、スペインとイングランドがそれぞれ5チーム。UEFAが大陸での成績に対して与える追加2枠を、この2カ国が獲得したためだ。スペインはレアル・ベティス、イングランドはリバプールがその枠に入った。イタリアとドイツは4チーム。フランスは3チームが確定しており、4つ目の枠はオリンピック・リヨンがフェネルバフチェとのプレーオフに懸けている。
ヨーロッパリーグ:同じ形式、賞金は3分の1
こちらも36チームで全8節だが、すべてが1週間後ろにずれる。第1節は9月16日と17日、最終節は2027年1月28日。抽選は8月28日金曜の13時から、カンファレンスリーグと合同のセレモニーで行われる。
出場チームの構成は3大会で最も込み入っている。本大会に直接入る12チーム、カンファレンスリーグ王者に用意された枠、予選を勝ち上がってきた12チーム、そしてチャンピオンズリーグの予選3回戦とプレーオフで敗れた11チームだ。つまり出場表のかなりの部分は、8月が終わるまで確定しない。
決勝は2027年5月26日、フランクフルトのスタジアムで行われる。2024年のヨーロッパ選手権で5試合の会場となった場所だ。
カンファレンスリーグ:6試合、リーグフェーズは12月まで
唯一の本当の構造的な違いはここにある。カンファレンスリーグも36チームだが、各チームが戦うのは8試合ではなく6試合だ。リーグフェーズの開幕は他の2大会より遅い10月15日で、終わりははるかに早い2026年12月17日。3大会のなかで、第1フェーズがクリスマス前に終わる唯一の大会である。
もう一つの特徴もある。直接本大会に入るチームが1つもないのだ。36チームすべてが例外なく予選から勝ち上がってくる。だからこそ今週のプレーオフは、この大会で特に残酷になる。主要リーグから来た5クラブ——ヘタフェ、ブライトン、アタランタ、フライブルク、モナコ——が全員そこにいて、まだ誰も出場権を手にしていない。敗れたクラブは欧州から完全に姿を消す。カンファレンスリーグには敗者復活の受け皿がないからだ。
決勝は2027年6月2日、イスタンブールのベシクタシュ・パークで行われる。3カ月前にアストン・ヴィラがヨーロッパリーグを制したのと同じピッチだ。
本当に差がつくのは金額だ
ここでの段差は容赦がない。リーグフェーズに入るだけで、チャンピオンズリーグのクラブはおよそ1862万ユーロを受け取る。ヨーロッパリーグは431万ユーロ、カンファレンスリーグは317万ユーロ。1試合も戦わないうちに、チャンピオンズリーグはヨーロッパリーグの4倍以上、カンファレンスリーグの6倍近くを支払っている。
- チャンピオンズリーグ:固定給1862万ユーロ、1勝につき210万ユーロ、引き分け1つにつき70万ユーロ。
- ヨーロッパリーグ:固定給431万ユーロ、1勝につき45万ユーロ、引き分け1つにつき15万ユーロ。
- カンファレンスリーグ:固定給317万ユーロ、1勝につき40万ユーロ、引き分け1つにつき13万3000ユーロ。
- 総額の分配も同じ比率だ。チャンピオンズリーグに24億6700万ユーロ、ヨーロッパリーグに5億6500万ユーロ、カンファレンスリーグに2億8500万ユーロ。
これらの数字には注意書きが要る。UEFAが2026年7月の通達で定めた分配案に基づくもので、UEFA自身がサイクルの商業収入が確定するまでは暫定値だとしている。比率をつかむためには役に立つが、帳簿をつけるための数字ではない。
王者たちと、空いたままになった出場枠
今年2度も発動したのに、ほとんど誰も意識していない規則がある。チャンピオンズリーグかヨーロッパリーグを制すれば翌シーズンの出場枠が得られるが、王者がすでに自国リーグ経由で出場権を得ている場合、その枠は消えない。アクセスリストを下って別のクラブに渡るのだ。
パリ・サンジェルマンはチャンピオンズリーグを制したが、すでに出場権を持っていた。そのため空いた枠はシャフタール・ドネツクに渡り、同クラブは協会ランキング11位から55位のなかで最も係数の高い国内王者としてリーグフェーズへ直行した。アストン・ヴィラもヨーロッパリーグを制したうえでプレミアリーグ4位による出場権を持っており、その枠はスポルティングCPへ。つまり2つのクラブが、他人の獲ったタイトルのおかげでチャンピオンズリーグにたどり着いた。
一方でクリスタル・パレスは自分の枠を必要としていた。カンファレンスリーグ制覇によってヨーロッパリーグのリーグフェーズの席を得て、そこに自ら座っている。
まだ動きうるもの
ここまでの内容は8月17日時点の写真であり、今週それが動く。3大会のプレーオフは18日から27日にかけて行われ、そこからチャンピオンズリーグの最後の7枠、ヨーロッパリーグに回る11チーム、そしてカンファレンスリーグの最終的な顔ぶれが決まる。
"同じフォーマット、同じ36チーム、同じ区切り。3つの大会を本当に隔てているのは、2試合と1400万ユーロだけだ。"
